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リハビリ通信 No.57 投球肩障害について

2013年02月04日

投球肩障害は大きく分けると肩関節の前方部分(棘上筋・肩甲上腕靭帯)、上方部分(関節唇)、後方部分(棘下筋)に対しストレスが加わることにより投球動作時に損傷と疼痛が発症すると考えられます。要因として、①投球フォーム②股関節・下肢の硬さ③筋のバランス(肩関節インナー・アウターマッスル、肩甲骨固定筋、体幹・下肢のバランス)が考えられます。

投球肩障害の中でも関節唇損傷は上腕二頭筋長頭腱の付着部がストレスにより、剝がれてくるもので、SLAP損傷と呼ばれ、損傷度合いによりタイプが分類されています。場合により手術も行われます。

理学療法では病態に至る経緯を評価し、癒着・拘縮を除去するのと同時に筋の協調性を高め、投球フォームの指導を行います。また、手術をしているのか、保存療法か、スポーツ復帰の時期を考慮しながら理学療法を実施します。

リハビリテーション室長 見田忠幸