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リハビリ通信 No.36 運動器の痛みの捉え方 -圧痛所見-

2012年08月23日

痛みの病態を捉えるうえで大切な所見に、圧痛所見があります。

圧痛(あっつう)とは、圧迫したときに感じる痛みのことです。痛みのある部位を押さえて圧迫を加えたとき、さらに痛みが強くなる場合は、圧が高まることで痛みが強くなる病態があるということになります。この場合、圧が高くなっている状態を改善していくことが治療の方針となります。
圧痛が生じる原因は様々ですが、損傷して炎症を起こしている組織や過剰な負担が加わって過緊張している組織は圧痛を認めることがほとんどです。

組織に炎症が起こっているのか、過緊張が起こっているのか、あるいは他の病態があるのかは更なる評価が必要です。しかし、圧痛所見を取ることはトラブルを生じている組織とその病態を絞り込むことができ、痛みを改善していくための重要な指標となります。

リハビリテーション科  奥山智啓