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リハビリ通信 No.10 関節の音が鳴る原因

2012年01月15日

膝を屈伸する時などに、関節が「ポキッ」と鳴る現象をみなさん一度は経験があると思います。この音の原因はいくつか説がありますが、「関節の中を液体が移動する時に気泡が破裂する音」という説が一般的です。
関節はスムースに動くために液体に包まれ、液体が潤滑油のような役割をして関節運動に合わせて滑らかに移動しています。しかし、急に動かしたときや、軟部組織の硬さや筋力のバランスが悪くて関節が正しい運動軌跡から逸脱して動いたりすると、関節内に加わる圧がアンバランスになり、潤滑油が急激に移動する現象が起こります。この時に発生する気泡の破裂音が「ポキッ」と鳴る音の正体と考えられます。

関節の音が鳴ること自体はそれほど気にする必要はないと思われますが、痛みや違和感なども伴うようであれば、変形性膝関節症や半月板損傷などの可能性も考えられますので注意が必要です。

リハビリテーション科 奥山智啓