整形外科ってどんな科?

2011年04月29日(金) QA整形外科

整形外科は身体の姿勢や運動の関係する部位である四肢(手、足)、脊椎(せぼね)などの筋骨格系(からだの運動や姿勢に関わる器官)のけがや病気をあつかう科です。あつかう器官はおもに骨・関節・靭帯・脊椎・神経・腱・筋肉などです。

整形外科で対応するおもな症状(主訴)は、痛み(腰痛、頚部痛、肩こり、膝の痛みなど)、しびれなどの知覚障害、四肢の変形、腫れ、運動障害、姿勢異常、歩行障害などです。最近は骨粗鬆症などに対しては、症状が出るまでに予防的な治療を行います。スポーツに伴う障害の予防や治療も行います。

整形外科の治療は保存治療(手術をしない治療)と手術治療に大きく分けられます。クリニックでは保存治療をおもに行い、病院では入院手術治療をおもに行います。

整形外科は患者様の身体の活動が快適に行えるようにはかり、皆様が日常生活を快適かつ活動的に過ごすお手伝いをすることをおもな目標にしている診療科です。