Moving Vol.35の巻頭インタビューは歌舞伎役者の四代目市川猿之助さんです。四代目市川猿之助さんは歌舞伎役者として活躍しておられるだけでなく、ドラマや現代劇などでも数多く出演し活躍しておられるそうです。 四代目市川猿之助さんは2017年に衣装が昇降機のスクリューに引っかかり左腕が巻き込まれて、前腕開放骨折を受傷されるという大惨事に見舞われたそうです。その際に19カ所もの骨折があったそうです。四代目市川猿之助さんは緊急手術を受けて、リハビリ治療を重ねて、怪我をしてから半年後には舞台に復帰されたそうです。お仕事のハードさから考えると、かなりのスピード復帰ですね。さすがです! 中高年の「ひざの痛み」放っておいていい?、というコラムでは高知大学医学部整形外科教授池内昌彦先生が、変形性ひざ関節症について解説しておられます。変形性ひざ関節症は軟骨すり減り関節が変形してくる疾患ですが、痛みは骨や滑膜など神経が存在する部位で発生します。池内昌彦先生は痛みが長引いた場合に起こる痛覚に関わる神経系に見られる変化である「疼痛感作」と「内因性鎮痛機能不全」により、ひざの痛みが難治化することを解説しておられます。運動には薬に劣らない鎮痛効果があるということで、「脚上げ運動」や「枕つぶし運動」を紹介しておられます。 学校の運動器検診Q&Aでは「運動器の健康・日本協会」学校保健委員会・委員長の高橋敏明先生が解説しておられます。家庭での運動器健診チェック項目は、「運動器の健康・日本協会」のHPに表を示してわかりやすい「運動器の学校保健調査票」が掲載されています。ストレッチングの方法も、「運動器の健康・日本協会」のHPに動画が公表されています。これは参考になりますね! |