(日本循環器科学会による提言)
本日、第11回スポーツメディスンフォーラムが開催され、Webで視聴いたしました。
シンポジウム午前の部は”アスリートを総合的に診よう”で、スポーツ内科部門、スポーツ歯科部門、スポーツ栄養部門と、整形外科関連以外の話しで大変参考になりました。特にスポーツ内科部門での心臓突然死は重大なテーマですね。
ランチョン講演は「ブラック部活」著者の朝日新聞社編集委員中小路徹氏が「運動部活動改革の今」を発表されました。「ゆる部活」など、勝利を目指さない多様な部活などのアイディアは、成る程と思いました。日本特有の、体育などの学校教育の中で、スポーツが広まってきたという歴史も、日本におけるスポーツの現況に影響しているようです。
シンポジウム午後の部は”オリパラアスリートを如何にサポートすべきか?我々の優れた点と課題点”でした。サッカー、野球、バレーボール、テニス、柔道、水泳など様々な競技のチームドクターが、豊富な経験を披露してくださいました。2020東京オリパラの先行きが不透明な中、チームドクターの各先生方からは、とても力強い決意のお言葉を聞かせていただきました。本当にありがとうございました。
とても興味深い講演会でした。
いつもと様子が違う、そんなとき、ちょっと気にかけてみる、声をかけてみる、その声かけが、「ゲートキーパー」への第一歩。
厚生労働省から送付していただきましたポスターに記載されています。
「ゲートキーパー」とは、悩んでいる人に気づき、声をかけ、話しを聞いて、必要な支援につなげ、見守る人のことであるそうです。
(国立成育医療研究センター 第4次調査結果2021.2)
国立成育医療研究センターの調査によりますと、新型コロナウイルスの小児に対する影響は身体より、精神面への影響が大きいそうです。子どものうつ症状が増加し、勉強のことなどで悩むことが多くなり、自傷行為やその思いも増加し、有効なストレス対処行動もとれていないことが多いそうです。
こども環境学会からの新型コロナウイルス感染症に関する呼びかけとして、子どもも不安を感じており、こども自身が「コロナウイルスとは?社会で何が起きている?自分にできることは何?」を考え、理解し、行動できることがとても大切であるということです。話しを聴いてもらうことが安心に、話し合うことが考えを深めることにつながるということです。
国立成育医療研究センターのホームページを見ますと参考資料として、未就学から小学校低学年のお子さんの認知発達を念頭におきながら子どもにも伝わりやすい言葉で新型コロナウイルス感染症にならないための3つの予防策を動画で説明しておられます。監修は国立成育医療研究センターこころの診療部田中恭子先生です。
この動画はわかりやすくていいですね!
YouTubeで見ますと、のんさんが朗読してくれているバージョンもあります。これなら小さい子どもたちでも、さらにわかりやすいですね!
これらの情報は小児科専門医の先生から教えていただきました。ありがとうございます。