2019 年 12 月 のアーカイブ

待ち時間のお知らせ(12月23日~12月28日)

2019年12月28日(土) 待ち時間のお知らせ1新着情報

「冷えは万病のもと~からだを冷やさないひと工夫~」

2019年12月26日(木) 院長ブログ

日本医師会企画、日医ニュース、健康プラザNo.525は「冷えは万病のもと~からだを冷やさないひと工夫~」で、指導は東京女子医科大学附属東洋医学研究所所長/教授木村容子先生です。

最近、とても寒くなってきましたので、冷えが気になる季節ですね。木村容子先生によりますと、冷えから起こるさまざまな症状は身体症状、精神症状、美容面、免疫力にまで及ぶそうです。からだを冷やさない生活の工夫として、体を温める食材と体を冷やす食材が紹介されています。また木村容子先生は自律神経のバランスを整える「温冷交代浴」を紹介されています。自律神経の働きを鍛えることにより、冷えにくくなるということでした。

冷えからからだを守るには、日常生活の工夫が大事ですね!

骨粗鬆症とともに Vol.36 骨粗鬆症の薬はいつまで続けるの?

2019年12月26日(木) 新着情報1骨粗鬆症

骨粗鬆症の診断をうけ投薬や注射での治療が開始になった患者さんに、「骨粗鬆症の治療はいつまで続けるの?」と聞かれることがよくあります。

骨粗鬆症の治療をいつまで続けるのか、これについての決まった期間はありませんが、骨折のリスクが高い場合は一定期間継続したほうがいいです。骨密度や採血(骨代謝マーカー)の結果をみながら治療の継続を判断します。

骨粗鬆症の患者さんはほとんどの場合で症状がない場合が多く、また高血圧や糖尿病などと違い、お薬での治療効果が見えにくいのが特徴です。そのため治療が本当に必要なのか?と感じる患者さんも多いようです。実際に骨粗鬆症の治療開始後5年以内に52.1%の方が治療から脱落してしまうというデータもあります。

しかし治療の効果は可逆性であり、投与中止により元にもどってしまう可能性がありますので、自己判断で中止しないようお願いしたいと思います。

骨粗鬆症マネージャー 石山瑞穂

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

参考文献

骨粗鬆症の予防と治療のガイドライン2015年版、骨粗鬆症治療の予防と治療ガイドライン作成委員会編集、ライフサイエンス社 2015

リハビリ通信 No.309 肩関節周囲炎について

2019年12月22日(日) QAリハビリテーション科1新着情報

肩関節周囲炎とは、骨や軟骨、靱帯、腱などの組織が退行変性することにより炎症を起こし、肩関節の痛みや動きの制限が生じるものである(メディカルノートより引用)。時に、日常生活動作が制限される程の強い痛みが出現することもあります。当院にも「肩関節周囲炎」を患って受診される方が非常に多いです。

当院では、肩関節周囲炎による痛みを改善するために運動療法を実施しますが、そのような患者様から「近所の人がほっておいたら治るって言ってたから、しばらく様子をみていた。」とか、「そのうち痛くなくなると言われて、治るのを待ってた。」という話をよく聞きます。確かに、炎症の時期を過ぎてしまえば痛みは減少するかもしれません。しかし、拘縮(関節が固まってしまい、動きが制限されている状態)が生じ、関節運動が生じないがために痛みを感じなくなったということも考えられます。また、痛みが改善しても可動域が制限されたままでは動作が困難になってしまいます。

肩関節周囲炎はしばらく様子をみていても治りにくいですし、場合によっては強固な拘縮が完成され、理学療法が思うように進まないこともあります。そのため、肩関節の痛みを自覚したら早急に診察受診をしていただくことをお勧めします。そうすることにより、そのような患者様が減るのではないかと思っています。

リハビリテーション科 小野正博

待ち時間のお知らせ(12月16日~12月20日)

2019年12月21日(土) 待ち時間のお知らせ1新着情報