2018 年 7 月 のアーカイブ

待ち時間のお知らせ(7月17日~7月21日)

2018年07月21日(土) 待ち時間のお知らせ1新着情報

7月17日~7月21日

「地方における循環器診療の現状」

2018年07月19日(木) 院長ブログ

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先日、名賀医師会臨床懇話会が開催されました。特別講演は「地方における循環器診療の現状」で講師は三重中央医療センター循環器内科新谷卓也先生でした。

新谷卓也先生の勤めておられる三重中央医療センターは津市にある三重県の基幹病院で、一般病床450床、結核病床30床、感染症病床6床、総病床数486床で、年間に救急車が4000台来院し、これは津市の3~4割を占めるということでした。三重中央医療センターの広報誌である「三重中央だより」を拝見しますと、今年4月に新たに赴任された先生方が16名と研修医の先生方5名の先生方で、三重中央医療センターが大変活気のある様子がうかがえます。新谷卓也先生の所属する循環器内科は5名の循環器内科医のスタッフであるそうです。新谷卓也先生は不整脈専門外来も担当しておられるということでした。

新谷卓也先生は循環器内科でも特に三重中央医療センター行っておられる心房細動治療について紹介してくださいました。心房細動になると心房内に血栓ができやすくなり、脳梗塞を起こす可能性が高くなるそうです。新谷卓也先生によりますと、心房細動は脳梗塞の原因の約3分の1を占めるそうで、積極的な治療介入することが望まれるということです。心房細動は放置すると発作の頻度が増え持続時間が長くなり、やがて永続性(慢性)に移行するそうです。いくら洞調律が得られても、抗不整脈薬の漫然とした投与はむしろ予後を悪化させることもあるそうです。抗不整脈薬に比べて洞調律維持率が高く、慢性化することを食い止めることができる優れた治療法であるカテーテルアブレーション治療を新谷卓也先生は積極的に行っているそうです。抗凝固療法と脈拍数コントロール治療と、カテーテルアブレーション治療を適応により使い分けで治療しているということでした。

新谷卓也先生によりますと心房細動に対する抗凝固療法も、かつてはワーファリンだけであったのが、DOACなどの新しい薬の開発により抗凝固療法の重要性が増したということでした。ワーファリンの抗凝固療法で少量投与(underdose)はリスクでしかなく、適正使用が重要であるということでした。ワーファリンに比較してDOACは有効性、安全性に優れているということでしたが、やはり適正使用が重要であるということでした。

新谷卓也先生は三重中央医療センターで災害対策委員も勤めておられるそうです。これは東日本大震災の時に新谷卓也先生が釜石市で救護に携わったときに、災害医療の必要性を感じて、その後に独学で災害医療を学んだそうです。今ではDMATの一員として三重中央医療センターの災害対策チームを牽引しておられるそうです。以前には津市の災害拠点病院は三重大学病院だけであったのが、三重中央医療センターは内陸にあり津波、液状化の危険が低い、津市消防本部や警察、自衛隊が近隣にあること、高速道路が近くて医療スタッフ、患者さんの搬送面で有利であることなど好条件が揃っていることから、三重中央医療センターは三重県に災害拠点病院として指定されているそうです。7月24日には「津市の災害と医療を考える」という講演会が津市におきまして開催される予定であるそうです。

新谷卓也先生は三重中央医療センターにおきまして更に、心臓病の患者さんを対象とした心不全チーム、心肺蘇生法の普及と院内の急変時に対応するACLSチームなどでも活動されており、心臓リハビリ責任者、地域交流委員会などでも活動されておられるそうです。更には地域の皆さんに気軽に足を踏み入れてもらえて、入院中の患者さんが少しでも文化的なものに触れて心休まるように、病院職員が家族ぐるみで楽しめるようにと附属看護学校と合同で「ミエチュウオウ文化祭」を企画して実行委員長を勤めておられるそうです。

新谷卓也先生はこのように本当に多方面でご活躍されており、新谷卓也先生のバイタリティーの高さと医療の質の向上を目指す熱意に感嘆いたしました。

Sport Japan

2018年07月15日(日) 院長ブログ

Sport Japan

今回のSport Japanの特集は「なぜ楽しい?スポーツの本質に迫る」です。スポーツでは厳しさだけでなく、楽しさを感じられることが大切ですね。

103歳、大正生まれのスイマー長岡三重子さんの言葉は重みがありますね。各方面の専門家が、乳酸と心の関係、競技力の向上、スポーツ創造、楽しい気持ちのつくり方、子どもへの楽しさの伝え方、など様々な側面からスポーツの本質は楽しむことであることを解説してくれています。

今年の4月1日から日本体育協会が日本スポーツ協会に名称変更したそうです。日本体育協会はわが国スポーツの統一組織として、多くの人々のスポーツ参画を促し、スポーツという分化を後世に継承していくには、本会の名称を日本スポーツ協会に変更することがふさわしいと考えられたそうです。本誌は日本スポーツ協会が発行する情報誌で、2ヶ月ごとに発刊されています。本誌は豊かなスポーツライフをサポートする情報誌であるということです。

「おもしろい!進化のふしぎ ざんねんないきもの事典」

2018年07月14日(土) 院長ブログ

ざんねんないきもの事典

小学生に大人気という「おもしろい!進化のふしぎ ざんねんないきもの事典」を買ってみました。

イラストがカラフルで可愛く、かなり細かい蘊蓄は好奇心をくすぐります。

このような「ざんねんな」結果は、進化によるものだとは奥深いですね。

小学生低学年にも楽しめるように、漢字には全て振り仮名付きなところもいいですね。好奇心溢れる小学生にお勧めですね!

待ち時間のお知らせ(7月9日~7月14日)

2018年07月14日(土) 待ち時間のお知らせ1新着情報

7月9日~7月14日